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SDGs(持続可能な開発目標)

  • 2020/09/28

富士産業有限会社、下代勝レポート。

 

「エス・ディー・ジーズって何のこと?」

「みんなで地球環境を守りましょって言う話で、最近流行ってるねん。新聞に出て来るやろ。」

 

先日、協同組合関西ファッション連合(KanFA/カンファ)のSDGs推進室の方々が富士産業に取材に来られました。その話を母親にすると、「何のこと?」「どういう字書くの?」と質問責めに。

 

SDGsとは、Sustainable(持続可能な)Development(開発)Goals(目標)の略称。

2015年9月に国連で採択されたらしいので、「最近流行ってる」という説明は、当たっているような、当たってないような。

 

取材の記事は、関西ファッション連合さんのホームページに出て来ます。「KanFA SDGs」で検索してみて下さい。

 

その記事にも載っているのですが、SDGsの目標は17項目あります。自分なりに三大目標にまとめてみました。

 

〈健康で文化的な生活の保障〉

①貧困をなくそう

②飢餓をゼロに

③すべての人に健康と福祉を

④質の高い教育をみんなに

⑤安全な水とトイレを世界中に

⑥働きがいも経済成長も

⑦産業と技術革新の基礎をつくろう

⑧住み続けられるまちづくりを

 

〈地球規模での環境保全〉

⑨エネルギーをみんなに、そしてクリーンに

⑩つくる責任、つかう責任

⑪気候変動に具体的な対策を

⑫海の豊かさを守ろう

⑬陸の豊かさを守ろう

 

〈平和で平等・公正な社会の実現〉

⑭ジェンダー平等を実現しよう

⑮人や国の不平等をなくそう

⑯平和と公正をすべての人に

⑰パートナーシップで目標を達成しよう

 

以上。国連さんが決めた事に兎や角いうのも申し訳ないのですが、17項目もあると覚えられないので、どうしてもまとめたくなります。

 

取材の本来の目的は、タオルを商材として扱う企業として、如何にSDGsに取り組んでいるか?、または取り組もうとしているか?

ESG、Environment(環境)Social(社会)Governance(法律や規則等の違反を未然に防ぐ為の企業統治)を意識しながら、企業の持続性の向上を如何に図っていこうとしているか?辺りだったと思います。

その内容については、関西ファッション連合さんの取材記事にお任せ。

 

ここでは、少し取材意図とはズレたかも知れませんが、取材に来られた方々に、会社の隣の自宅の庭も見て頂いた事についてお話します。庭に生えている食べられる草木と、自家菜園の野菜との根本的な違いをお伝えしました。

 

時間的には戻りますが、取材の日の前日、母親とSDGsについて話していると、教えていたつもりが、逆に自分にとっては大変な気付きがありました。そのことをお伝えしたかった。

 

今まで、母親が運動がてらにしている自家菜園で採れた野菜は、無農薬だと喜んで食べていました。それはそうなのですが、その野菜の種を保存して来季に栽培するという事は、ついぞないとのことでした。

初めて知った事実に背筋が寒くなりました。「ボ~と食べてんじゃね~よ!」という声が 聞こえて来そうです。

 

調べてみると、「種苗法改正案」(2020年、今年の国会では、審議時間が確保出来ないという理由で成立見送り)の賛成、反対で議論されているようで、かなりタイムリーな問題でした。

色々と紆余曲折はあるようですが、要するに段々と種の自家採取は禁止されていく流れのよう。

 

そもそも、「日本で栽培されている野菜のタネは、一代交配種と呼ばれ、次世代にタネを残せない種類がほとんど」。「タネの世界では日本の自給率は極めて低く、野菜のタネに関しては、8~9割を輸入に依存している」、とのこと(農業ジャーナリスト、松平尚也氏のブログを下代要約、加筆)。

新型コロナウイルスの影響で、人に会う機会も少なくなり裏は取れませんが、種子を販売する企業にとってはむしろ当然の流れなのかな?と想像してしまいます。

 

添付写真の1つは、庭の食べれる草木。

手前が天ぷらにすると美味しい明日葉、その奥が香草のミント、さらにその奥は春の御馳走、サクランボの木。

もう1つは、小さいながらも自家菜園。白いポールが  

立ってます。ピーマンを収穫した後。その奥にたまたま茂っているのは大葉(アオジソ)。

 

庭の草木は、季節感が味わえるけれども、食べ応えは無い。自家菜園の野菜は、少し手間は掛かるけれども満腹感が得られる。そんな認識でした。

確かに、一面その通りですが、タネが国内に入って来なければ、自家菜園に野菜がなる事はない。今はそう感じます。

新型コロナウイルス禍の中、外国から自由に物が入らない事実を経験してしまうと、そんな状況が現実みを帯びながら脳裏を過ります。

取材に来られた方々をご案内しながらも、持続可能性、食料安全保障の観点から色々考えさせられました。