富士産業有限会社、下代勝レポート。
大仙公園の続きで、仁徳天皇陵古墳を一周して来ました。
「ゴールデンウィークの混雑を避けて近場で」という事もありましたが、2019年の世界文化遺産候補として、日本からは「百舌鳥・古市古墳群」が推薦されたと知りました。大阪府民としては、是非チェックしたい名所でした。
広さを実感する為に、大仙公園第3駐車場から出発して、周囲約三キロを
ぐるっと一周する事に。
自分の足だと通常一時間で六キロのペースなのですが、写真を撮りながらという事もあり、約40分かかりました。
遊歩道としては、一部を除くと、なかなか良く整備されている印象。
さすが世界遺産を狙うだけの事はあります。
ボランティアガイドさんの説明から聞こえて来たのは、「世界三大墳墓」というお話。
世界三大墳墓とは、「クフ王のピラミッド」、「秦の始皇帝陵」、「仁徳天皇陵古墳」を指すらしい(堺市ホームページより)。
その大きさ比較では、
クフ王のピラミッド
全長230メートル
高さ146メートル
体積260万立法メートル
秦の始皇帝陵
全長350メートル
高さ76メートル
体積300万立法メートル
仁徳天皇陵古墳
全長486メートル
高さ35.8メートル
体積140万立法メートル
との事。
高さではクフ王のピラミッド(エジプト)。
体積では秦の始皇帝陵(中国)。
全長では仁徳天皇陵(日本)。
という事らしい。
広さを実感する為に一周したのは、取り敢えず正解だったのかも知れません。
仁徳天皇陵古墳(大仙古墳)は、日本三大がっかり名所に挙げられこともあるようです。その中で、高知県の「はりまや橋」、北海道の「札幌時計台」にも行ったことのある自分としては、仁徳天皇陵古墳を含む「百舌鳥・古市古墳群」が、いつか世界文化遺産に選ばれる事を切に願うばかりです。